あまり頻繁に買うことがないlanケーブルゆえ、その購入にあたってはあまり深く考えず適当に買ってしまっている人も多いかもしれません。しかし、使用環境にあったlanケーブルを使わないと、通信速度が遅くなってしまいます。なお、購入時チェックすべきポイントはいくつかありますが、まず確認すべきポイントとして「カテゴリ」があげられます。このカテゴリというのは、lanケーブルに印字されたアルファベットや数字で、それぞれのカテゴリごとに通信速度の上限があり、カテゴリの数字が大きいほどその上限値が高なるのが特徴です。
つまり、ネット回線の速度が1Gbpsであってもlanケーブルの最大速度がそれ以下だと、回線速度を最大限発揮することができません。そのため、利用しているインターネット回線の通信速度を事前に確認した上で最適なカテゴリのlanケーブルを選ぶ必要があります。また、必要な長さを確認しておくことも重要なポイントです。届かなければ意味がない一方で、長すぎると邪魔になります。
なお、長いからと言って通信速度が下がる傾向はありません。ただ、無駄な配線は美観を損ねてしまいます。メジャーで事前にしっかりと測った上で適切な長さのケーブルを選びましょう。加えて、以前使ってたものが壊れて買い換える場合はその原因の確認も必ず行いましょう。
無理に曲げて狭い隙間に押し込んだりすると簡単に破損してしまいます。そのような狭い場所で使う際には柔軟性の高い断面形状のものを選ぶのがおすすめです。