配線ダクトとは、照明を装着するためにコードを束ねる管を指します。カフェや理容室に行ったとき、天井を見上げてみると大きくて筒状のダクトが見えるでしょう。この中に照明の配線を束ねて、何種類もの明かりを照らすことができるようになっています。配線ダクトを作る際には、材質を考えていかなければなりません。

なぜなら、材質として相応しくないものを選ぶとダクトの劣化が進んでしまう危険もあるからです。どのような素材を選んで配線ダクトを組み立てるべきか考えていきましょう。まず、頻繁に使われている材質がナイロンです。ナイロンは熱に強く、安定した電力の活用が期待できます。

照明で使われているものはLEDだけではなく、電球色のタイプもあるでしょう。電球などは熱が伝わりやすく、耐熱性に優れていなければコードの損傷にも繋がるかもしれません。それを防ぐ素材として、ナイロンは根強い人気を誇っています。もう1つ多くのお店で用いられているのが塩ビです。

このタイプの材質は、化学製品や油にも強い耐久力を誇る製品として知られています。また、屋外で使う際にも活躍できるという特徴があり、一度装着したら50年以上長持ちするほど頑丈です。配線ダクトは修理するとなると、費用だけではなく手間もかかります。なるべく長く持たせるようにするためにも、耐久力に優れた素材を用いることが必要不可欠です。

どのような場面で使用するかをしっかりと検討しましょう。