結束バンドのしくみと用途について

何かを束ねる時に便利なのが結束バンドです。このアイテムがあれば、あらゆるものを手軽に束ねることが出来ます。しくみについては、細長いベルトの一方にヘッドと呼ばれる部品がついており、ヘッドにベルトを通すことで様々なものを結束します。また、ヘッドについた返しとベルトの溝が噛み合うようになっているため、基本的には一度通すと緩まないのが特徴です。

加えて、ヘッドの位置を調整することで緩くもきつくも結束できるため、用途に合わせた調整が出来ることも多用途で使われる理由だと言えます。一度通すと緩まない結束バンドですが、最近はヘッドの位置を繰り返し調整できるタイプも登場しているため、用途に合わせて使い分ければより快適に結束バンドを活用することが出来るでしょう。結束バンドの用途についてはコード類の結束が代表的ですが、これ以外にも様々な場所で使われ始めています。例えば農業分野では、害獣除けの柵や鳥よけネットの設置などに活用されており、枝の誘引などにも利用可能です。

また、DIYの分野ではワイヤーネットと組み合わせて収納スペースを作ったり、突っ張り棒を用いて吊り下げ収納などにも使われています。また、一般用の商品はナイロンやポリプロピレンなどが使われていますが、最近は金属製の商品なども登場しているため、これらは工業分野でも導入されています。このように、結束バンドは様々な用途で使うことが出来るため今後も活用範囲を広げると考えることが出来ます。

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